自営業という事で、基本的に健康診断を受けない選択ができるのでズルズル40歳まで来てしまいました。日本人の三大疾患(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)がありますが、がん検診を一度はしないと不安だなという事で検診を決意しました。
しかし、胃がん検診は一番気が重いのです。一度も胃がん検診を受けたことが無いので、胃カメラはもちろんバリウムも飲んだことがありません。
胃がん検診どっちにしよう
私の思うバリウムとは凄くクソまずい体に悪そうな液体を飲んで、ゲップをしたらもう一杯飲まなくてはいけない罰ゲーム的な検診です。年上の方で胃カメラもバリウムの経験があるという人にどっちがいいか聞いてみたら結構迷っていました。
バリウムの方が私的には比較的楽かなと思っていましたが、『どっちがいいのか迷うほどなのか?』という事にちょっとショックを受けました。
だったら胃カメラにしようと!バリウム飲みたくないし!
ネットの情報を色々見ていたら胃カメラも口からと鼻からの2種類ある事をしりました。
口からの胃カメラの特徴はカメラを口から入れて喉に届く時に『オェ』って吐きそうになるようです。しかし、カメラがその分太くできるのでカメラの画像が鮮明という事です。
鼻からの胃カメラの特徴は口から入れる胃カメラと違って吐きそうにはならないらしい。しかし、人によって鼻の中の空間が狭くてチューブが入らない事があるようです。
近くの病院で胃カメラが出来る所を調べていたら『苦しくない 胃カメラ』というキーワードで病院が何件かヒットしました。
どうせやってもらうのだったら胃カメラ専門病院にしようと思い電話で予約しました。
胃カメラをするまでの流れ
1、前日の20時以降は食べてはいけない。しかも、なるべく夜は消化の良いものを食べるように言われました。20時以降は口に出来るのは水だけです。
2、胃カメラ当日、病院にいくと問診票を書きます。
3、先生に呼ばれて話を聞きます。今まで胃カメラはしたことあるか?口からか鼻からか希望はあるか?普段飲んでいる薬は?バリウムは飲んだことがあるか?自分は鼻から胃カメラにいたのでどっちが鼻の通りがいいのか聞かれました。鼻のカメラは4mm程度だけどもし、入らなかったら口からになると言われました。もし、異常があれば細胞組織を取る事がある。
4、鼻の広がりをよくする薬を両方の鼻に入れます。少し顔を上に向けて霧状に鼻から入れるので鼻でよく吸います。ちなみにちょっと苦いです。
5、鼻の麻酔をします。鼻にどろっとした薬を入れるのでその薬がのどに来たらゴックンを飲みます。飲むと麻酔が効きやすくなります。
6、ベッドに寝て先生を待ちます。このころからだんだんと喉元の麻酔が効いてきます。麻酔が効いてくると唾が飲みにくくなります。凄く変な感じでした。麻酔の効果は30分から1時間位効いているのでその間は飲食は出来ません。意識があるか名前を聞いて本人確認をします。麻酔が効いているのでちょっと喋り辛かったです。
7、先生が来ると胃カメラ開始です。
ドキドキです。先生が細いチューブを私の左の鼻から入れていきますが、なかなか入りません。映像を私も見れるのですが鼻の中が空間が少なく全く入りません。ちょっと鼻血が出てきました。先生も『あれー、ダメだな・・・』と言っているのでかなり不安になってきました。もし、逆の右の鼻もダメだったら口から胃カメラになってしまいます。
左は諦めて、また右の鼻に麻酔の薬を入れます。再度右の鼻にチャレンジ。右の鼻はチューブが入る空間があったのでどんどん入ります。カメラが鼻に入る瞬間は『つーん』ってなります。プールとかで鼻に水が入ると『つーん』ってなりますよね?あれです。
次の難関は喉元です。押される感じがあるので喉元に来たら耐えるのではなく、『ごくっ』と飲むようにします。小さめの飴玉をゴクッと飲むようなイメージです。そうするとすんなりカメラが入っていきます。辛くは無いです。安心してください。
カメラはどんどん入っていきます。ときどきお腹がキリキリします。無意識に全身に力が入ってしまします。水みたいな液体が入るので急にお腹が冷たくなたり、空気を入れて膨らましたり空気を抜いたりするのでちょっと辛くなります。痛くはなりませんが涙がちょっと出てきました。胃カメラを入れている時間は10分位です。物凄く長く感じますね。
終わった時の注意点としては鼻血が出やすいので鼻をかむのは良くない。1時間以内は飲食禁止。
感想
鼻から胃カメラの流れはこんな感じでした。初めに鼻からチューブが入らなかった時はヒヤヒヤしましたが逆から入ったので良かったです。胃カメラのチューブが入っていくとちょっとキリキリ多少の痛みはありましたが何とか終えて良かったです。毎年毎年胃カメラ検査は受けるは嫌ですが5年おきには検査受けようと思いました。
ちなみに結果は異常無しです。ピロリ菌の検査もしましたがそれも異常無し。
ピロリ菌は今回血液検査ですが最近は本の付録でもあるのですね。便利だな~。
コメントを残す